【ウッドデッキ】ハードウッド耐久性比較：４ヶ月経過

ハードウッド耐久性比較、４ヶ月経過しました。かなり変化が進んできました！今回の記事のトップイメージは、メインで比較している無塗装のハードウッド５種です。写真左からイペ、ウリン、マニルカラ（＝アマゾンジャラ）、イタウバ、セランガンバツです。この写真だと材によっては色が濃くなったように感じるものもありますが、実物は徐々に白っぽくなっている感じです。

イペ

イペ。先月より退色が進みました。表面は若干割れが入ってきた感じです。トゲは出ていません。写真右のオスモカラー塗装は安定していますが、だいぶ色が濃くあまり見栄えが良くありません。イペ、ウリン、マニルカラはオスモカラーのクリアを塗ったら濃い赤褐色に変化しましたが、この色合いは好みが分かれると思います。私はあまり好みではありません。イペやウリンをウッドデッキで使うとしたら、個人的には塗装はせず無垢のままで使用すると思います。

ウリン

ウリン。かなり色が抜けました。表面は綺麗で割れやササクレ等はありませんが、この色が抜け切っていない状態というのは、あまり見栄えがよくないなぁと思ってます。早く色が抜けきってシルバーグレーになったウリンを見てみたいです＾＾

マニルカラ

マニルカラ＝アマゾンジャラ。ウリン同様、かなり色が抜けました。細かいヘアクラックが散見されますが、表面は滑らかでトゲやササクレは無し。ウリンと並べて比べると、お前ほんとにマニルカラ？ほんとはウリンじゃね？と言いたくなるほど似てますｗ

イタウバ

イタウバ。こちらも先月より退色が進みました。表面は相変わらず綺麗で安定しています。イタウバについては別途イタウバの耐久テストを行っていますので、ここでは詳しく書きませんｗ

セランガンバツ

セランガンバツ。こちらも他のハードウッド同様、退色が進んでおり、部分的にはかなり白くなっています。表面は相変わらずがっさがさ。表面に指を這わせるのは怖くてできません。検証している材のなかで、最もウッドデッキの床板に使用したくない材です。ワイルドな質感と黄褐色の色味は好きなんですけどねｗ

サイプレス

↑サイプレス。割れがひどくなってきました。他の検証材より厚みが薄いとはいえ、かなり脆い印象。

ウェスタンレッドシダー

↑ウェスタンレッドシダー（ＷＲＣ）。こちらもだいぶ色が抜けましたが、相変わらず安定しています。さすがウッドデッキ材の大定番。

エコアコールウッド

↑エコアコールウッド。相変わらず超安定。割れや反りササクレ等一切なし！ほんとに優秀。

クマル

↑クマル。退色が進んでいますが安定しています。手に取るとずっしり重く比重が高いのがわかります。

ガラッパ

↑ガラッパ。こいつも退色は進んでますが、目立った劣化はなく安定しています。

いやぁ～ハードウッドの耐久性比較記事をアップするのはとてもハードです。種類が多いので一つずつ時間をかけてチェックするのが大変。かなりきつくなってきたので、今回からは表面のアップ写真などは割愛しちゃいました。ここ最近、ハードウッドの耐久性テストのモチベーションが低下中です。というのは自宅のウッドデッキはイタウバで作成することに決めたので、イタウバへの関心はとても強いのですが、他のハードウッドについてはあまり関心が持てなくなってきました＾＾；

しかし、折角ここまで続けてきたのと、耐久性テスト関連の記事はアクセスが多く興味がある人が結構いそうなので、ペースを落として継続していこうと思います。これまで毎月１回ペースで更新してきましたが、２ヶ月に１回にします！

次回は６月上旬にアップ予定です。

 
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