今回は階段について書きます。階段については特にこだわりはありませんでしたが、タイトルどおりリビング階段はNGで、ホール階段を前提に設計をしました。
- ホール階段(独立階段)で検討。リビング階段はNG
- 勾配が急すぎないこと
- 階段下はトイレもしくは収納にしてスペースを有効活用
- ホール及び2階廊下への採光をとりやすく工夫する
↑我が家の階段の配置はこんな感じです。玄関入ってホール右側に階段を設置しました。
リビング階段はNG!ホール階段で設計
当初からリビング階段は検討にあがらなかった。とはいうものの、LDKを広くしたいと拘っていた検討初期段階では、リビング階段前提に間取りを組んでみたこともありますし、もっと前、建売物件も検討していた時には、リビング階段の間取りの家に決めようとしたこともありました。見た目は格好良くて開放感もあり素敵なんですよね~リビング階段。
建売検討中の時って、住まいについての知識が今の1/100程度だったのではないかと思うほど無知で、間取りについても、なんとなく使いやすそうだな~とか、見た目や雰囲気で判断してました。リビング階段のメリットデメリットも大して調べずに、なんとなくかっこいい、雰囲気がいいってな感じでw
しかし、いろいろ調べていくうちに、リビング階段はデメリットがとても多く、後悔している人が大勢いることがわかってからは、ホール階段前提で設計をするようになりました。
リビング階段の最大のデメリットは、光熱費が高くなることではないでしょうか。リビングと階段、二階の廊下が繋がっているため、夏や冬は冷やしたり暖めたりする容積が広くなってしまうため、光熱費が余計にかかります。光熱費を低く抑えるためには高気密高断熱の家にすればよいという話になりますが、これはこれで建築費用がかさみます。
エアコンの効きをよくするために、リビング階段の登り口にロールカーテンをつけて冷気や暖気を逃がさないように工夫してる例をみかけますが、そうすると折角のリビング階段の見た目や開放感が台無しになりますよね。
我が家の場合、室内のデザイン性や開放感よりも、建築費用を予算内で安くおさめたい、かつ光熱費も低く抑えることの方が優先度が圧倒的に高かったため、ホール階段前提で設計しました。エアコンも居室ごとの個別空調です。LDKは狭く開放感もありませんが、デザイン性はできる範囲で工夫して頑張ろうとw
一番悲惨というか後悔しそうなのが、個別空調なのにリビング階段。とても中途半端だと思うのですが、建売だと結構多いんですよね~。。。個人的にはリビング階段にするなら全館空調にして、温度差を気にしなくていい快適さを考慮したほうが、ストレスがなく満足度が高いと思うのです。
全館空調にすることで建築のイニシャルコストと光熱費があがり、固定資産税が高くなる、故障したときの修理代が高くつくなどのデメリットはありますが、快適さは段違いですしリビング階段のデザイン性・開放感もフルに享受できてストレスがありません。それに、光熱費については下手すると個別空調でリビング階段のほうが高くつく可能性もありますので、注文住宅でリビング階段前提で設計するならば、空調についてもじっくり検討するのがよいと思います。
色々書きましたが、実際家を建ててみたらホール階段のメリットデメリットが見えてくると思いますので、WEB内覧会として階段についても詳しく書きたいと思います。まだまだ先になりそうですがw
【2018/01/03追記】書きました~♪↓
それでも憧れます!お洒落なリビング階段♪
広々としたLDK、吹き抜けで天井が高くて開放感があり最高!お洒落なリビング階段も室内の雰囲気とマッチして素敵♪こんなに広いのに、、、全然寒く(暑く)ない!エアコン室内機が見当たらない!全館空調だと、、、?窓はトリプルガラスでサッシは木製!職人オリジナルの素敵なステンドグラスの窓は2重窓になってる凄すぎ!wここまでやるってことは、壁や天井、屋根の断熱もちゃんと考慮されていて高気密高断熱なんだろうなぁ。いろいろ凄すぎwww
↑こんなお宅に、一度だけ訪問させていただいたことがあります。お医者さんご夫妻の素敵な注文住宅でしたが、こんな家を建てられるほど経済力がある方だったら、リビング階段は大いにありだと思うのです。羨ましいですよねw
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