24時間換気を第三種にして本当によかった

新築後1年経過してしまいましたが、換気システムについて書きたいと思います。

我が家の24時間換気第三種換気にしました。検討初期は気密断熱とあわせて検討していたので、第一種換気も視野にいれて検討したり、かなり詳しく調べていた時期がありましたが、最終的には第三種換気にしました。1年住んでみて、第三種換気にしておいて本当によかったと思っています。その第三種換気のメリットや、選んだ理由などをまとめてみたいと思います。

注文住宅で新築を検討している方の中には、換気システムで迷っている方が多いのではないかと思いますので、判断の一助になれば幸いです^^

初期導入コストが安い

第三種換気は初期導入コストが安いです。吸気・排気ともに機械でやる第一種と比べると、30万円前後は違ってきます。結構大きいですよね。その費用で他の設備を追加したりグレードアップできちゃいます。

電気代が安い

第三種は1ヶ月あたり数百円程度。24時間回しっぱなしでも、消費電力が小さいので安いです。第一種は少なくとも2倍から数千円かかります。月単位では少額に見えても、長い目でみると馬鹿になりません。月に1,000円違えば年で12,000円、10年で120,000円です。結構大きいですよね。

フィルター代が安い

給気口についている不織布フィルターですが、洗えば再利用ができますので、交換サイクルは数年に1回程度で済みます。しかもフィルター自体も安い。最初からついてる一般的な不織布フィルターでも、花粉や粉じんを8割以上カットしてくれますし、NOx吸収フィルターのような強力なものに交換すれば、より安心です。純正フィルターで十分だと思いますけどね^^

第一種換気だと、半年~1年ごとにフィルター交換が必要だったり、数年ごとに熱交換エレメントの交換が必要になります。フィルターは再利用できないので都度交換(数千円~1万円前後)、熱交換エレメントは機種によりますが、5千円~数万円かかります。第三種と比べたらすごく高いですよね。安く見積もって年平均1万円かかるとすれば、上記の電気代と同程度かかります。10年単位だと結構な差になる上に、第一種のほうが故障時にかかるコストが高いのも見逃せません。

メンテナンスが簡単

メンテナンスは本当に楽です。半年に1回、1時間ちょっとの時間で出来ちゃいます。

給気口はフィルターの蓋とフィルターを外して洗浄、給気口の掃き掃除、フィルターを乾かして再度装着。業者に依頼せずに自分たちで対応できます。我が家の場合は給気口が全部で5か所ありますので、1ヶ所10分程度の所要時間で合計1時間程度といったところでしょうか。時間だけみると結構大変そうに見えますが、半年に1回ですから楽なものです。

換気扇の掃除は電源をオフにしてカバーを外し、ファンとダクトを掃き掃除して終わり。構造が簡単なので、素人でも問題なく掃除できちゃいます。換気扇は1階と2階のトイレ2ヶ所と風呂場で24時間換気をONにしてますが、半年に1回掃除するのはトイレの換気扇のみ。風呂の換気扇はフィルター清掃のランプが点灯したタイミングで実施してます。

換気効率は良くない

ここまで良いことばかり書きましたが、ネガティブな点が1つ。換気効率は良くないです。まぁトイレの小さな換気扇と浴室の換気扇だけですので、家全体の空気を効率よく換気できているかというと、おそらく出来ていないと思いますw

我が家は延床面積が100平米程度ですが、建物が縦長なので換気効率が悪いと思うんですよね。その縦長の建物のほぼ中央付近に1階と2階トイレがあるのですが、それでも端の部屋から給気した空気がうまく循環してくれるかというと、厳しいと思うのです。

試しに家の窓をすべて締め切った状態で、2階の南側寝室と北側書斎の吸気口に手をかざしてみたところ、弱いですが空気の流れははっきり感じ取れました。時々窓開けて換気するし、湿気多い日はキッチンファンを回して強く排気すれば大丈夫っしょ!などと思ってはいますが、換気効率という点で、やはり第一種換気のほうが優れているでしょう。

しかし、やはり初期コスト、ランニングコスト、メンテナンス性において第三種換気のほうが優位ですし、第一種換気は熱交換システムの空気汚染の問題が払しょくできない、という大きな不安要素があるため、より一層第三種へと選択が傾くのです。

コストをかけたのに汚れた空気を室内に取り込んでしまう可能性があるなんて、嫌ですよね。私がもし第一種換気を選ぶならば、第三種よりコストをかけた分、換気効率は確実に良いということと、不安やリスクが少ないことが大前提です。

要するに、第一種換気システムはまだ不完全な状態であり、コストをかけて導入するにはリスクがあると思っています。それならば、シンプルで安価な第三種換気にしたほうがいい。

設計段階で思ったのですが、日本の住宅は窓にせよ換気システムにせよ不完全なものが多く、とても迷うのです。迷ったときにどうするか?コストをかけて少しでも良い(と思われる)ものを選ぶか、性能は劣るけど安くてシンプルなものを選ぶか。悩ましい機会が何度かありましたが、迷ったときはシンプルです。シンプルな構造、そして安価なものを選ぶ。この考え方で選択をしてきましたが、今のところ後悔は一切ありません。換気についても第三種でよかったと思っています。

換気システムは迷ったら第三種!

近い将来、第一種と第三種のいいとこどりをした素晴らしい換気システムが出てくるといいですね!^^

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