イタウバの塗装・耐久性比較開始から1年6ヶ月(18ヶ月)経過しました。昨日ハードウッドの耐久性比較記事をアップしましたが、同じ日にイタウバの塗装・耐久性比較も実施しました。
↑写真右端から、下記のとおり。
- 無塗装1(メンテ無し)
- 無塗装2(メンテ有り)
- オスモカラー塗布
- ウッドガード塗布
- スーパーウッドステイン塗布
無塗装2はメンテ有りと書きましたが、まだ一度もメンテしたことはないので、現時点では無塗装1のメンテ無しと違いはありません。
▼イタウバ塗装・耐久性比較で使用しているオイルステインについては、下記の記事に詳しく書いてあります
これまでの変化
まず、これまでの変化を半年毎に見ていきたいと思います。撮影環境や大きさがまちまちですが、ご容赦くださいw
↑検証開始時
↑6ヶ月経過
↑1年経過:再塗装前
↑1年経過:再塗装後
↑1年6ヶ月経過
↑再塗装後、半年経過。塗装材は差がはっきりと出ていますね。結構劣化しましたが、まだ塗装の効果は残っています。無塗装は色が若干抜けたかな?程度。あまり変化がありません。
↑1年経過時点の再塗装前を斜めから。塗装材の劣化が激しいです。やはり塗装の効果がまだ残っていて、美観の劣化もさほどない半年程度で再塗装するのがよさそう。
無塗装
↑無塗装2枚。手触り、質感ともに、まさに無垢!です。ハードウッドの耐久性比較でも感じたのですが、イタウバは退色のスピードが遅いように感じます。まだ黒っぽいというか、色が残っている感じ。
↑ハードウッド耐久性比較から。右から2番目がイタウバ。上が無塗装、下がオスモ塗布。他の樹種より色が濃いです。
オスモカラー
↑オスモカラーウッドステインクリアープラス(外装用)#420を塗布したイタウバ材。左の他のオイルステインを塗った2枚とは、艶の感じが全然違います。やはりオスモは優秀。
ウッドガード
↑塗装材の中央、ウッドガードクリヤ(油性外部用)。艶がなくなり、マットな質感。左隣のスーパーウッドステインと比べると、若干色が残っている感じ。
スーパーウッドステイン
↑スーパーウッドステイン。ウッドガードと似たような質感ですが、ウッドガードよりも剥げている様子。より白っぽいです。
撥水性テスト
目で見ただけだとオイルステインの効果がどの程度残っているかわかりませんので、撥水テストに移ります。
↑今回は我が家の玄関アプローチ、傾斜しているコンクリートの上で検証。気温は高く、日がよくあたる環境です。
↑娘にジョーロで水をどばどばかけてもらいますw
↑いつもより長く、多めにかけてます
↑1分経過。傾斜きつめなのと、天気がよいので乾きが早そう。
↑2分経過。どんどん乾いていきます。中央のオスモは水を弾いてる感じ。ウッドガードとスーパーウッドステインも部分的には弾いていますが、吸っている箇所も。無塗装はしっかりと、水を吸い込んで離しませんw
↑3分経過。オスモはだいぶ乾いてきました。ウッドガード、スーパーウッドステインも乾いてきましたが、乾き方の様子が違います。
↑ウッドガードとスーパーウッドステインは、板の右側のヘアクラック付近で水を吸っている感じ。じっとりしてます。オスモは弾いているのがわかります。写真右側に傾斜しているので、全ての材で水が右側に寄っています。
↑4分経過。塗装材はもう少しで乾きそう。
↑5分経過。乾くのがとても早いです。左端のスーパーウッドステインの乾きが若干遅いか。ヘアクラック部分で水を吸った水分がはっきりと残っています。ウッドガードも少し水を吸った様子でしたが、乾きが早い。スーパーウッドステインよりも吸い込みの量が少ないのかも。オスモは右端に水が溜まっていますが、材には吸い込まず表面にのっている感じ。撥水効果がしっかり持続している証拠です。
総評
今回の検証でも、オスモの優秀さが際立っていました。どのオイルステインも2度塗りしていますが、オスモなら6ヶ月はしっかり保護してくれる安心感があります。もう少しもちそう。
ウッドガードとスーパーウッドステインについては、6ヶ月がギリギリ。美観もギリギリです。もう塗りなおさないと酷くなりそうな感じ。オスモとくらべると値段が半額以下ということを考えると、効果の持続性としてはまぁ、こんなものかな?と思いますが、塗る頻度が高くなるとその分、手間がかかりますので悩ましいところです。
昨日アップしたハードウッドの耐久性比較と比べると、オイルステインの劣化が遅く、状態が良いです。これには理由があります。
↑ハードウッド1年6ヶ月経過
↑イタウバ1年6ヶ月経過
ハードウッドの塗装材より、イタウバの塗装材のほうが綺麗ですよね?ハードウッド耐久性比較の材、今回のイタウバ材ともに、我が家の2階ベランダに配置(=放置)していますが、イタウバ材はエアコン室外機の上に置いているため、屋根の軒の下です。
軒が出ているとはいえ短いので、風があまり無い日でも雨が降ればイタウバ材は濡れますし、風があればしっかり濡れます。しかし、軒のおかげで雨の影響が小さくなっていることは間違いないと思います。雨水の影響の差が、劣化具合の差に現れていると思います。
今後は、ハードウッド同様、半年毎に再塗装を行ないます。イタウバ材の状態は今のところ良好ですが、美観良く維持したいので、やはりこのタイミングで塗りなおします。前回は結構しっかりサンダーで研磨しましたが、今回は軽くでいいかな?と思っています。来週末に再塗装を実施し、再スタートです。
以上、イタウバ塗装・耐久性比較1年6ヶ月経過時点のレポートでした!
次回は6ヵ月後、2018年12月上旬に更新予定です^^
検証開始~1ヶ月:週1回検証
2ヶ月目~6ヶ月:月1回検証
~1年目:2ヶ月に1回検証
~2年目:3ヶ月に1回検証←今ここ!
~3年目以降:半年に1回検証
▼イタウバ塗装・耐久性比較記事一覧はこちら!
▼ハードウッド耐久性比較記事一覧はこちら!
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