ハードウッド耐久性比較開始から2年(24ヶ月)経過しました。前回の比較から6ヶ月、半年経過です。
肝心な我が家のウッドデッキがいまだに完成していないので、できればそっちに時間を割きたいのですが、折角2年前から継続してきた検証ですので、しっかり継続していきたいと思いますw
↑まずは前回、1年6ヶ月経過時点。左から、イペ、ウリン、マニルカラ、イタウバ、セランガンバツ。上段が無塗装、下段がオイルステイン(オスモ)塗装。オスモの再塗装から半年経過した時点で撮影したものです。この後、塗装材はサンダーで表面を研磨し、オスモで再塗装しました。
↑そして今回、2年経過。1年6ヶ月時点のものと比べていかがでしょうか。無塗装は汚れの程度の差はあれど、ほとんど変化がありません。とても安定しています。塗装材は、半年前よりも今回のほうが状態が良い気がしますが、大差ありません。ウリンとマニルカラは特徴が似ている材ですが、なぜかこの2つは毎度塗装材の剥げ方が汚いのです。
ここからは個別に見ていきます。
ハードウッド耐久性比較2年経過:表面
イペ
↑イペ。無塗装材は前回同様、変化なし。綺麗です。トゲやささくれもほとんどなく、表面に指を這わせても多少ざらついている程度で、全く問題ありません。木目の雰囲気がとても良いシルバーグレー。もし私がイペでウッドデッキやフェンスを作ったら、塗装せずに無塗装でいきます!横浜港の大桟橋も床材はイペですが、無塗装でとても格好いいんですよね。とても魅力的なウッドデッキ材です。
↑イペ無塗装表面アップ。いい感じです^^
↑イペ塗装材表面アップ。前回よりも状態がよく、見た目も悪くないのですが、無塗装のほうが断然格好良いですね。
ウリン
↑ウリン。イペと並びハードウッドのなかでも最強クラスの強度を誇るタフなやつ。我が家も門柱の柱に使用しています。2年経過して気になるのは、無塗装材の中央の割れ。まだ浅めですが、縦に目立つ割れが入っています。それでも耐久性には問題が無いのですが、前回検証時よりも目立ってきたので少し心配です。
↑ウリン無塗装表面アップ。割れが目立ちますが、問題なさそうです。表面は前回同様滑らかで、状態は変わらず良好。
↑ウリン塗装材表面アップ。なんか今回は剥げ方が汚いです。
マニルカラ
↑マニルカラ(=アマゾンジャラ)。ほとんど変化なし。つまらん。変化が無い=安定してるということで、耐久性の観点からみると良いことなんですけどねw
↑マニルカラ無塗装アップ。半年前と大差なし。中央の汚れが目立ちますが、この点も前回の検証時と同じ。表面は綺麗で問題ありません。安定しています。
↑問題はこっち。塗装材。いっつも汚い。こんな状態だと無塗装のほうがいいですね。
イタウバ
↑イタウバ。わが家がメインで使用している材です。だから贔屓しているというわけではないのですが、無塗装、塗装材ともに状態が非常に良いです。
↑イタウバ無塗装アップ。変化なし。本当に安定しています。
↑イタウバ塗装材アップ。前回よりも状態が良いです。
セランガンバツー
↑セランガンバツー。今回は状態が良く見えます。特に塗装材。
↑セランガンバツー無塗装アップ。全く変化がありません。前回と比べると表面のガサガサが少し強くなりました。指を這わせると、少し引っかかります。
↑セランガンバツー塗装材アップ。前回は結構汚かったのですが、今回は状態が良い方です。
以上。なんというか、全体的に変化がなく面白みに欠ける検証結果でした。どの樹種も安定した状態で、さすが丈夫なハードウッドと言ったところですが、半年スパンの検証では殆ど変化が確認できないため、今後は1年毎の検証に切り替えようと思います。
無塗装はこれまでどおり、全くメンテしない状態。
塗装材は半年ごとにオスモを再塗装。
上記2点を守りつつ、次回は1年後、3年経過時点の検証を行いたいと思います。忘れずに続けられるかな、、、それよりも早くわが家のウッドデッキを完成させねば、、、^^;
以上、ハードウッドの耐久性比較、2年経過時点のレポートでした!
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