【採光計画】成功?失敗?北側玄関&ホールの採光状況

玄関・ホール

新築するにあたって、採光計画はとても重要ですよね。我が家も可能な限り明るくしようと、限界まで練りに練って間取りを検討しました。

その我が家の採光計画が上手くいったかどうかを写真を見ながら書いていきたいと思います。光の加減は人によって感じ方が違うので、暗いと思う人もいれば、明るいと思う人もいるかもしれません。少しでも参考になれば幸いです。

採光計画・間取り図

北側玄関&ホールの採光計画・間取り図

↑我が家の間取り図(北側)です。一昨年の12月、間取り検討段階で採光計画の記事を書いたのですが、そのときに使用した間取り図です。これをご覧いただきながら写真を見ていただきますと、よりイメージがわくのではないかと思います^^

【採光計画】後悔しない!明るい玄関&ホールを目指して
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午前7時30分~ 朝の採光状況

暗い?北側玄関・朝の玄関ホールの採光状況・明るさチェック

↑まず始めに、注文住宅の施工事例などでよくある視点の写真です。外から玄関ドアを全開にして撮影しました。素人の私がスマホで適当に撮影した写真ですし、広角レンズも使用していませんのでハウスメーカーや工務店さんが施工実績として使用するような綺麗な写真と違ってイマイチかもしれませんが、その分とてもリアルな写真だと思います。靴箱のフロート部分と土間収納の隙間から物や履物が見えてて少し恥ずかしいですw

この写真は朝7時半頃に撮影しましたが、北側玄関でも玄関ドア全開なら当然明るいです。我が家の玄関ドアとホールは6m近くありますが、奥までしっかり光が届きます。

続いて、朝起きて2階から1階へ降りつつ、廊下や玄関、ホールの採光を見ていきます。照明は一切使用しないで撮影しました。

朝の2階廊下の採光状況・明るさチェック

↑おはよう!朝ですよ!日曜日の午前7時半です。2階の各部屋から出ると2階廊下。ここは朝でも階段部分の西側窓2枚から、たっぷり光が注がれて明るいです。

朝の階段吹き抜けの採光状況・明るさチェック

↑階段部分の窓。1枚分見切れてしまってますが、写真に写っている正方形に近いFIX窓と、その隣に横幅が半分くらいのサイズの縦すべり出し窓があります。ここは型ガラスではなく透明ガラスですが、カーテンやブラインドは付けていません。お隣さんの窓もないし、外からも見えづらいのに光はよく入るという絶妙な位置です。壁紙もオフホワイト系で光を柔らかく反射してくれるので明るいです。2階廊下と階段部分の採光は、個人的にはとても上手くいったと思っています^^

朝のホール階段の採光状況・明るさチェック

↑階段を2階から見下ろした様子。距離がある1階部分が暗く感じるかもしれませんが、この階段は西側で、日が高くない冬の朝ですので個人的には十分だと思っています。足元はしっかり見えますからね。

朝の玄関土間の採光状況・明るさチェック(階段から見下ろす)

↑階段から玄関を撮影。腰高の靴箱の上に配置した縦すべり窓から光がしっかり入っています。この東側に設置した窓1枚で、土間とホールの境、上がり框(かまち)あたりまで光が入っているのがわかります。

朝の玄関土間の採光状況・明るさチェック

↑玄関土間。薄暗いと感じる方もいるかもしれませんが、個人的には履物はしっかり見えるし、なにか作業する分には十分なので、これで良かったと思っています。北側玄関で、冬の朝7時半でこのくらい明るければ十分。

ただ、玄関ドアに採光窓があるタイプで、デザイン的に気に入ったものがあったならば、採光窓付のドアを採用していたかもしれません。結局は気に入ったものがなかったので窓なしドアにしましたが、採光については概ね満足しています。

他に北側からの採光を取り入れる手段として、玄関ドアの上や横に窓をつけるという手段もありますが、我が家の場合、玄関ドア上は外の屋根との位置関係で、おそらく採光があまり見込めないと思われるので×。玄関横の壁は耐力壁となっており筋交いが入っているため、ここも×。このように色々検討しましたが、無理せず日中は照明をつけずに過ごせる程度でよいという期待値をもって決めました。

旧宅のマンション住まいの時には北側かつ窓が一切なかったので真っ暗、日中でもいちいち照明をつけなきゃいけない生活から比べると雲泥の差です。

朝の玄関土間の採光状況・明るさチェック・窓からの光を土間収納扉が反射

↑東側の縦すべり出し窓正面、土間収納の折れ戸に光が当たっています。私の撮影技術が稚拙なため土間がものすごく暗く見えますが、実際はもう少し明るいです。

冬の朝7時半。北側玄関ホールの採光状況・明るさチェック・玄関土間からホールを撮影

↑今度は玄関土間からホールと階段を撮影。ホールの奥へは光が届いていません。昼ごろからは、階段1階部分のまどから光が入るようになり、もっと明るくなります。ホール奥の室内ドアの四角い窓からは、LDKからの光が射し込みますが、ホールを明るくするほどのものではありません。ここは当初、写真のドアよりも窓が縦に倍くらい大きいものを検討していたのですが、気に入ったものがありませんでした。それくらい大きな窓だったらLDKからの光がしっかりホールへ入ったと思いますが、まぁこれくらいの明るさがあれば照明つけなくても問題ないのでOK!ってことでw

冬の朝7時半。北側玄関ホールの採光状況・明るさチェック・玄関土間からホールを撮影2

↑角度を変えて正面から。1枚前の写真よりは明るく感じますよね。写真左側、洗面室の扉くらいまでは壁の反射で光が届いているのがわかります。

冬の朝7時半。北側玄関ホールの採光状況・明るさチェック・LDK側からホールを撮影2

↑LDK側から玄関&ホールを撮影。

午後1時30分~ 昼の採光状況

続いて、昼の採光状況を見ていきます。2階廊下部分はとても明るいので割愛しますw

冬の昼1時半。北側玄関ホールの採光状況・明るさチェック・玄関土間からホールを撮影

↑玄関土間からホールを撮影。朝の写真よりも明るくなったのがわかります。これは昼になって日が高くなり、西側階段1階部分の窓からの光量が増えたことが大きいです。明るくてとても気分がいいです。暗いと鬱々した気分になりますからねw

昼の玄関ホールの採光状況・明るさチェック・階段の窓からの採光

↑西側階段1階部分の縦すべり出し窓。朝よりも光が強く、ホール内を照らしてくれています。階段部分は2階の窓から燦々と光が注ぎ、とても明るいです。オフホワイトの壁紙が、光をいい感じに反射してくれています。壁紙は途中で真っ白からオフホワイト系に変更しましたが、狙い通りで本当によかったです。

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昼の玄関ホールの採光状況・明るさチェック・玄関ホールから土間を撮影

↑ホール奥から玄関を撮影。西側階段からの光がすごいです。おかげで壁に反射して家の中心にある玄関ホールも明るくなりました。玄関土間は、昼過ぎでも東側の窓から柔らかい光が射し込み、安定した明るさ。これも狙い通りです。

以上、我が家の冬季の玄関・ホールの採光状況でした!個人的には計画通りに上手くいったと満足していますが、人によっては薄暗いと感じるかもしれません。

夏の日が高い季節にもやってみようかと思っていますが、おそらく大差ないと思われますので、、、もし違いが顕著に出たら夏季の様子もアップしたいと思います。

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