【ウッドデッキ】ハードウッド耐久性比較:3ヶ月経過

ハードウッド耐久性比較

ハードウッド耐久性比較、3ヶ月経過しました。そろそろ退色が目に見えて進むころではないかと思い、結果を楽しみにしていました♪今回の記事のトップイメージは、我が家のウッドデッキで採用予定のイタウバです。イペ、ウリン、マニルカラ(=アマゾンジャラ)、イタウバ、セランガンバツの5種類のハードウッドをメインに、サイプレス、ウェスタンレッドシダー、クマル、エコアコールウッド、ガラッパの5種類もあわせて比較検証しています。

今回は天候があまり良くなく、曇り空のもとで撮影をしたため、先月までと比べると少し薄暗く、それぞれの材もあまり綺麗にみえません。しかし、あえて画像の補正などはせず、撮影した状態そのままの写真をアップしていきたいと思います。

イペ

気乾比重耐久性割れ反りアク価格耐用年数
1.1極大25年以上

イペ。若干色が薄くなったかな?と感じるのですが、ほとんど変化はありません。塗装してあるイペ(写真右)も、安定しています。

↑イペ無塗装表面。赤みが薄くなってきたような?まだはっきりとわかる変化ではありません。

↑イペ無塗装表面アップ。綺麗な状態を保っています。

↑イペ断面。先月から変化無し。変化がなさ過ぎて面白くありませんw

↑イペ断面アップ

ウリン

気乾比重耐久性割れ反りアク価格耐用年数
1.1極大極大25年以上

ウリン。こちらはイペと違い、退色が進んでいます。先月も若干退色していましたが、今回はさらに色が抜けた様子。

↑ウリン表面。色は落ちてきたものの、表面は綺麗です。トゲやササクレも無し。

↑ウリン表面アップ

↑ウリン断面。こちらは変化無し。

↑ウリン断面アップ

マニルカラ

気乾比重耐久性割れ反りアク価格耐用年数
1.020年以上

マニルカラ=アマゾンジャラ。先月は表面が他の材と比べて著しく汚れていたので、今回は検証前にハケで表面をさっさと掃き掃除。埃はとれましたが、無塗装の材はシミが出来てやはり汚い感じです。退色が進んだため、目立ちやすくなったのではないかと思います。元々の質感がウリンに似てますが、退色した状態もウリンに似ています。

↑マニルカラ表面。退色が順調に進んでいます。表面は綺麗で指でなぞってみても、トゲが刺さったり引っかかるようなことはありません。

↑マニルカラ表面アップ

↑マニルカラ断面。割れは少なく安定。

↑マニルカラ断面アップ

イタウバ

気乾比重耐久性割れ反りアク価格耐用年数
0.920年以上

イタウバ。こちらも徐々に退色が進んできました。

↑イタウバ表面。

↑イタウバ表面アップ。

↑イタウバ断面。先月と変わらず。

↑イタウバ断面アップ。

セランガンバツ

気乾比重耐久性割れ反りアク価格耐用年数
0.920年以上

セランガンバツ。こちらも他のハードウッド同様、退色が進んできました。表面は相変わらずガサついており、やはり素足でウッドデッキを使用したい場合にはおすすめできない材だと思います。質感は良いので、土足前提なら良いのではないかと思います。あとはウッドフェンスや柱材、根太に使用するのもいいかも。

↑セランガンバツ表面。

↑セランガンバツ表面アップ。ご覧のとおり、ザラザラしてチクチクしますw

↑セランガンバツ断面。

↑セランガンバツ断面アップ

サイプレス

↑サイプレス。色の変化はあまりありませんが、無塗装は表面の割れが目立ってきました。

↑サイプレス表面。上が今回撮影したもので、下が先月撮影したもの。表面中央付近に、新たに目立つ割れが入っているのが確認できます。木肌は滑らかで問題なし。

↑サイプレス表面アップ

↑サイプレス断面。こちらは先月と大して変わらず。

↑サイプレス断面アップ

ウェスタンレッドシダー

↑ウェスタンレッドシダー(WRC)。無塗装は少し色が薄くなってきたでしょうか。しかし安定してます。

↑WRC表面。少し汚れてきたかな?と感じる程度で、ほとんど変化なし。安定してます。

↑WRC表面アップ

↑WRC断面。ほとんど変化なし。

↑WRC断面アップ。少し割れが入っていますが問題なし。

エコアコールウッド

↑エコアコールウッド。色が少し薄くなりました。割れや反りは先月までと同様ありません。とても安定しています。

↑エコアコールウッド表面。さすがに3ヶ月屋外で放置なので汚れてはきましたが、木肌はとても綺麗です。

エコアコールウッド断面。うっ!わずかにですが、細かい割れが!他の材と比べると本当にわずかな割れなのですが、これまで一切変化がなく超安定だったので、これだけの変化でも驚きですw

↑エコアコールウッド断面、先月撮影したものです。上の写真と比べていただけるとわかりますが、こちらは割れがありません。

クマル

↑クマル。先月に引き続き、退色進行中~♪なかなか味がある木肌です

↑クマル表面アップ。ざらざらしてそうに見えますが、木肌をなぞってみても、トゲが刺さるようなことはありませんでした。状態は良好。

↑クマル断面

ガラッパ

↑ガラッパ。いつも掲載が最後なのと、個人的にあまり興味がない材なので、ついつい適当に扱ってしまうガラッパ君w退色が進んできましたが、表面は綺麗で安定してます。

↑ガラッパ表面アップ

↑ガラッパ断面。結構細かい割れが入っていますが、耐久性には全く問題ないレベル

 

▼ハードウッド耐久性比較記事一覧はこちら!

【ウッドデッキ】ハードウッド耐久性比較一覧
ウッドデッキ材(ハードウッド)の耐久性比較を試みています。イペ、ウリン、マニルカラ(アマゾンジャラ)、イタウバ、セランガンバツーの5種類を無塗装、オスモカラー塗装の2パターンで比較!

▼イタウバ塗装・耐久性比較記事一覧はこちら!

【ウッドデッキ】イタウバ塗装・耐久性比較一覧
イタウバを使用した塗料3種の耐久性比較テストを行なっています。無塗装2枚と塗装した3枚を定期的に比較。撥水性や塗料の保ち具合、無塗装との退色の差などをチェックしています

コメント

タイトルとURLをコピーしました