ウッドデッキを作成する上で、重要なのが基礎。基礎をどのように作成するかは、とても悩みました。情報をかき集め、最終的に私が選択したのは鉄骨大引工法です。ウッドデッキの工法については、後日詳しく書く予定ですが、メジャーなのは大引き工法かサンドイッチ工法。どちらも土台や束には木を使いますが、鉄骨大引工法は文字通り鉄です。鉄だとまず錆が心配だと思いますが、私が選んだZAM鋼製材というのは錆びない加工を施した耐久性が高い優れた素材で、高速道路のガードレールや遮音壁にも利用されているみたいです。
メリットは丈夫で錆びない腐らないだけではなく、反りや曲がりが多く、水平をとるのも大変な木材よりも施工性が高い。そしてさらに、材料の費用も木材(ハードウッド)で揃えるよりも安くすみそう。いいことだらけの鉄骨工法ということで、散々悩み検討した結果、鉄骨大引工法で作成することに決めました。
しかし、いくら施工性がいいといっても、鉄製のモノを加工して何かを作成したことなど無い私のような素人が、はたして上手くできるのかどうか、、、。一抹の不安はありますので、実際にできるかどうか試すために、ためしにZAM鋼製根太と鋼製束を1つずつ購入して試してみることに。
↑根太&大引きに使用するのはコレ。想像していたよりかなりゴツいです。長さ2400mm×高さ40mm×幅90mm。ハット型といってコの字になっているため、強度もかなり強そう。実際に上に乗ってみましたが、120cmくらい飛ばした中央に立ってみても、たわむ気配がありません。私の体重は67kgくらいですw
↑2m40cmの長モノをグラインダーで半分の120cmに切断してみます。マジックで適当に印をつけました。
↑苦戦の末、やっと切れました。飛び散る火花にビビリながら、恐る恐る慎重に切断。15分くらいかかりました。
↑あーあ。曲がっちゃったよ。。写真のとおり切断面は汚く、3mmほどズレてしまいました。初めてとはいえ、フリーハンドでまっすぐ切断するのは難しいなと感じました。これはまっすぐキレイに切断できる方法を考えなきゃいけないなー。
【追記2017/10/14】キレイに切断するためにディスクグラインダー用スタンドを購入しました↓
↑ZAM鋼製束。1本あたりの耐荷重がなんと1.7トン!めちゃくちゃ頑丈です。これに根太を乗せていきます。
↑乗せてみました。束1本なので当然ですがグラつきますが、実際は何本も束を配置してビス止めしますので問題ないでしょう。
↑そしてビス止め。盛大にズレてますw
取付ビスが7本付属しており、ドリルビスなので下穴をあけずにそのままねじ込むことができます。という説明が書いてありましたので、そのとおりに施工してみたところ、この有様です。ドリルドライバーを使ってトルク最大、回転スピードも上げて打ちましたが、結構時間がかかりました。下穴はあけたほうがよさそう。とはいえ、金属の下穴をあけるドリルは持っていませんので、後日購入することにしました。
↑逆側にもビスを2本打ちました。しっかり固定されました。頑丈な基礎ができそうです。
ということで、試作の結果、予定どおり鉄骨大引き工法で作成することで確定しました。後は早めに材料を購入し、施工予定の日までに新居に届くように手配をする必要があります。ウッドデッキ設置予定の南側スペースの土間コンクリートからの高さが確認できたら、購入に踏み切ろうと思っています^^
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