1年経過したイタウバ材のメンテナンス。丁寧にオイルステインを2度塗り

イタウバ材塗装比較

我が家がウッドデッキとして選んだイタウバ材の塗装・耐久性テストを開始してから丸1年経過したのを機に、オイルステインで塗装した板のメンテナンス=再塗装を行ないました。

↑1年前にそれぞれ異なるオイルステインを塗布した板たち。1年経過して塗装の効果はオスモを除いてほぼ無くなり、見た目はすっかり劣化しました。耐久性はもちろん問題ありません。写真左端がオスモ、中央がウッドガード、右端がスーパーウッドステインです。

↑1年前の写真ですが、塗布したオイルステインたち。それぞれまだ大量に残ってますw

↑1年前に塗装したときの写真。イタウバ自体が新しかったのもありますが、原木の色と木目がしっかり出ていて、とてもキレイでした。どの板に何を塗ったのか、違いがわかりませんね。

↑さて。これら劣化したイタウバ材3枚をメンテしていきます。まずはビスをはずしてサンダーで表面を磨き、そのあとにオイルステインを2度塗りします。

↑ビス穴アップ。水分が染みて、なんとなく劣化している感じです。この検証用のすのこを作成した時点の私はDIY超初心者で、下穴あけや皿とりも初めて。ビビリながらの作業で、皿とりの深さが十分ではなくビスの頭が少し出ていたので、この機会に堀り直すことにしました。

↑まずは右端のスーパーウッドステインを塗布していた板をサンダーで磨いてみました。電動サンダーを使用し、240番の紙やすりをセットして磨きましたが、どの程度磨いたらいいものかわからず。少しずつ磨いていきました。

↑アップ。この写真の段階で一度ストップしましたが、もっと磨いたほうがよさそうだと思ったので、さらにゴリゴリ磨きました。

↑だいぶ白い箇所が減って、茶色いのが見えてきました。

↑さらに深く磨きました。とはいっても0コンマ数ミリです。3つの板全て同じ程度磨きましたが、オスモは見た目が大して変わらなかったです。

↑スーパーウッドステイン

↑ウッドガード

↑オスモ

↑一度塗りした翌日に撮影。表面の艶がぜんぜん違いますね。さて、どれがどれでしょうか?

一番左端がオスモです。中央がウッドガード、右端がスーパーウッドステイン。オスモ以外は1度塗りの時点ではツヤがなくマットな質感ですが、これは1年前と同じです。

↑オスモ1度塗り。この時点では一番色が濃く、艶もあります。

↑ウッドガードとスーパーウッドステイン1度塗り

↑翌週、2度塗りを終えた板を荒松材に再度打ち込んで、すのこに戻しました。右端から無塗装2枚、オスモ、ウッドガード、スーパーウッドステインです。ウッドガードとスーパーウッドステインの見た目の悪さは、サンダーがけと再塗装によってだいぶ軽減しました。

↑この機会に、土台としてがんばってくれている安い荒松材くんも少しだけメンテしました。1年経ち、板と板の隙間には各材から出たイタウバ材の灰汁のあとがくっきりと残っています。

↑ソフトウッドなのに無塗装なので、1年でも劣化が激しく完全にシルバーグレーに変色。そこに検証のみで使用しているため余りまくっているスーパーウッドステインを塗りました。

↑1年前の写真です。土台の荒松材がキレイです。撮影した場所もカメラも日の光のあたり具合も違いますが、塗装した3枚は色が濃くなたっとはいえ、褐色が復活しました。

オスモが最も昨年に近く、劣化が遅い感じ。ウッドガードとスーパーウッドステインはほぼ同じで、昨年よりも色が濃くなりました。オスモよりもUVカット効果が弱く、退色が進んでいることを意味します。無塗装材は退色が進み、去年とはまったく別物になってしまいました。いい味が出ていますけどね^^

ということで、なんとか初めての再塗装を終えることができました。これでイタウバ塗装・耐久性比較の新たな1年を気持ちよくスタートできます。次回の検証は3ヵ月後、3月10日頃の予定です。

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